VRの技術、人気商品、使い方についてやさしく解説

VRの世界~人気・最新のVRを手に入れるには

【VR活用方法】今VRが活躍している分野とは?VR市場から導入の注意点まで

投稿日:2017年12月15日

VR活用

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2016年はVR元年と言われました。近年、様々な業界がVR技術に注目しており、ビジネス向けVRの活用も活発になっています。

VRとは仮想現実、様々な映像などのCGを、まるで現実の世界であるかのように体験でき、その世界に入り込むことができる新しい技術です。

では、どのような業界がどのようにVR技術を活用しているのでしょうか?ちょっと見てみましょう。

 

VR人気が加速した2つの理由

では、まず現在のVR人気の理由を探ってみましょう。

第一の理由は、多様なVR製品が登場してユーザーの選択肢が増えたということでしょう。VRではヘッド・マウント・ディスプレイを使用しますが、これを活用したVR製品が急速に販売され、価格が低下したことが理由です。

二つ目の理由は、VRコンテンツ作成ツールが整い始めたことです。VRコンテンツを作成には、CGの技術や360度動画を撮影・編集する技術が必要です。そのためのソフトウェアも整ってきましたまた、作成した360度動画の配信も簡単にできるようになっています。

 

VR市場の今後は?

VRは今度、どのくらいの需要があるのでしょうか?

世界的に見ると、VR・AR関連支出は2021年まで、年単位の平均成長率は113.2%といわれています。毎年倍増することが見込まれている分野です。

今後もAI(人工知能)搭載のデバイスによって、VR市場が巨大産業へと成長すると予測されています。

 

VRを活用している分野

ゲーム業界

現在VRが最も活用されている業界です。

日本ではVRゲームソフトがまだまだ普及していないのですが、2016年から2020年にかけて世界のVR市場は84%以上成長すると見込まれています。

 

映画業界

既に多くのVR技術が取り入れられています。

大画面スクリーンでのVR体験は、映画館へ足を運びたくなる大きな要因となっています。映画の中に入り込む体験ができます。

 

動画

360度、あらゆる角度からVR体験で、まるでその場にいるような臨場感を得られます。

個人でも360度動画を撮影できるようになったという理由もあって、急速に盛り上がりを見せる分野ともいえます。

 

エンターテインメント施設

VRスポットと呼ばれるVR体験ができるテーマパークが現れました。

小スペースで展開できるのがメリットです。ヘッド・マウント・ディスプレイなどを持っていなくても、身近でVR体験が気軽に楽しめます。

 

広告業界

広告効果が大きいため、積極的にVRを取り入れる企業が増えてきました。現在すでに高い広告効果を出しています。今後もVRを取り入れる企業がますます増えることでしょう。

 

旅行・観光産業

Google Earthは既にVR技術を取り入れていて、ヘッド・マウント・ディスプレイを利用すれば世界中のどんな場所でも見ることが可能です。

V技術Rを利用すれば、バーチャルな旅行体験が簡単にできますし、空や海なども自由に360度見渡すことができ日常では味わえない新しい体験ができます。

 

ショッピング業界

ネットショッピングと実際の店舗での買い物の、いいところを合わせたシステムです。

VR技術を利用すれば、わざわざ店舗に足を運ぶ必要もなく、家にいながらリアルなショッピング体験ができます。

 

医療現場

VRを利用しての研修医の育成や訓練などに利用されています。患者の体内をVRで見ることもでき、細部まで検査をすることが可能です。

また、高所恐怖症や対人恐怖症などを治療する心理療法などに活用されています。

 

不動産業界

VR技術を利用して、足を運ばずに部屋の内部を体験することが可能です。

部屋を探している際、いくつも回るのは時間も労力もかかりますが、VRを使用すれば写真だけではわからない情報も得られるので、内見の件数を減らせるというメリットがあります。

 

そのほか、ファッション業界、インテリア業界、介護分野、教育分野、宇宙産業など多くの分野でVR技術が活用されています。

 

VR導入前に注意したいこと

・VR導入後の効果は?

どの業務にVRを適用するか、そして導入効果を見積もることが重要です。アミューズメント施設でのVR導入効果は見積ることが可能ですが、営業支援となると導入してみるまで、売上に結びつくかは計算しにくいというデメリットがあげられます。

・VRコンテンツのコスト面

通常の映像を作成するコストよりも、VRコンテンツ制作にかかるコストは高くなります。専門的な技術ですので製作期間も長くかかります。また、ヘッド・マウント・ディスプレイなど機器が故障した場合の担当者、ユーザーをサポートする担当者も必要になります。

 

まとめ

現在、様々な分野で活躍するVR、ビジネスでVRを活用しようとしたとき、いくつか注意する点があります。しかし、VRはビジネスを展開する新しいツールになることは間違いありません。

VRには多様な活用方法、無限の可能性が秘められています。今後も様々な分野でVR技術を見ることができるでしょう。

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