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VRコンテンツを作るのって、専門の知識が必要そうですけどそうでもないんです。
VR360度動画なら、専用のカメラと編集ソフトさえあれば、気軽に作成することができます。
今回は、そんなVR360度動画の作成方法をご紹介します。
VRコンテンツってなに?
ここでいうVRコンテンツとは、自宅などにいながら、別の場所に行ったような感覚が味わえる映像などの情報のことです。その映像では360度あらゆる方向の景色を見ることができ、バーチャルな体験をすることができます。動画と静止画、両方のコンテンツがあります。
スマートフォンやパソコンがあれば、VRコンテンツを楽しむことができますが、より一層リアルな体験をするのであれば、ヘッド・マウント・ディスプレイのような機器が必要です。
VR360度動画とは
360度動画とは、パノラマ動画、全天球動画とも呼ばれ、360度同時に撮影できるカメラで撮影された動画のことです。
ユーザーが上下左右に自由に視点を動かして、360度見ることができ、VRコンテンツとして現在様々な分野に活用されています。
360度動画を撮影するには、専門のカメラが必要です。最近では2万円台で販売されている360度カメラもあり、VR動画撮影がかなり手軽にできるようになりました。
RICOH 360度カメラ RICOH THETA SC (ブルー) 全天球カメラ 910743
作成の流れは、360度カメラで撮影→撮影したデータを編集→公開という手順です。
VR360度動画作成方法
まずはVR動画作成の計画
より一層魅力的なVRコンテンツを作るには、まずどのように動画を作成するか企画することが大切です。普通の動画のように、監督の意図を視聴者に見てもらうわけではなく、360度動画は視聴者が自由な視点で見ることができます。視聴者それぞれが違った体験ができるのがVR動画です。
視聴者がVRコンテンツの内容を理解する時間を考え、コンテンツに入り込めるように構成します。360度どこを見ても楽しめる内容に作成する必要があります。
VR360度動画撮影
VR360度動画撮影には、専用のカメラが必要です。専用カメラには全天球カメラと半天球カメラがあります。全天球カメラとは、1台のカメラで360度撮影が可能なカメラで、半天球カメラは、カメラの水平方向360度、地球儀の上半分が撮影できます。全天球撮影したい場合は、半天球カメラを2台組み合わせることで、360度の撮影が可能となるカメラです。
スマートフォンで手軽に360度動画を楽しみたい場合は、各360度カメラ専用のスマホアプリをダウンロードしてから撮影します。
現在の360度カメラは撮影すると、すぐにデータを公開できるように処理をしてくれますので、プライベートで手軽にVRを楽しむ場合には、編集なしでも大丈夫かもしれません。
VR360度動画の編集
一般的に360度動画を編集するには、専用の動画編集ソフトが必要です。
360度動画は、別アングルで撮影された複数の映像をつなぎ合わせて作られていますので、編集には画像をつなぎあわせて作られたパノラマ写真と似たような処理が必要です。
スマートフォンを使用した場合は、撮影に使ったアプリでちょっとした修正や手直しができます。
VR360度動画を公開
FacebookとYouTubeは360度コンテンツに正式に対応しているSNSです。YouTubeでは、VRゴーグルをつけてコンテンツを見ることも可能です。
また、現在ではそのほかにもVRコンテンツを公開できるクラウドソフトも増えています。
YouTubeへの360動画アップロード方法
360度動画のアップロード準備
まずは、動画ファイルにメタデータが含まれているかどうかをチェックします。
メタデータが含まれていない場合は、YouTubeが提供している専用アプリ360 Video Metadataを使用してメタタグをつける方法、Adobe Premiere上でメタタグをつける方法があります。
YouTubeが提供しているアプリ360 Video Metadataを使用する場合は、アプリをダウンロードして動画ファイルを開き、Sphericalにチェックを入れて名前をつけて動画ファイルを保存します。
360度動画ファイルのアップロード
360度フォーマット用のメタデータが付いた360度動画をYouTubeにアップロードします。YouTubeのサイトを開き、ファイル指定かドラッグ&ドロップでアップロードします。
360度動画を閲覧
アップロードして360度動画として再生できるようになるには、数時間かかる場合もあります。
アップロードした動画ファイルは、360度再生が有効になっているかどうかパソコンで確認します。有効になっている場合、アップロードした動画を再生すると、左上にパンボタンが表示されます。
VRコンテンツ360度動画作成まとめ
VRコンテンツ作成と聞くと、専門知識や開発用の機器がたくさん必要で敷居が高いイメージがありましたが、専門のカメラさえあれば誰でも手軽にVRコンテンツを作成できることがわかりました。
旅の記録やイベントの記録など、ビジネス活用だけでなくプライベートでもVRコンテンツを作る人が増えてきそうですね。
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