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VRグローブ型デバイス発売開始|Hi5 VR GLOVEとVRfree

投稿日:2018年6月5日

Noitom社はVRグローブ型デバイス「Hi5 VR GLOVE」ビジネス版を999ドルで開始しました。

sensoryx社が開発した「VRFree Glove System」は予約販売を開始しています。

VRグローブとは、VRコンテンツで触った物体の感触をフィードバックできる手袋型のコントローラーです。

主な仕組みは、グローブ内をワイヤーなどで制御して指の曲げに圧力をかけて制御、物を持ったときの感覚を再現する感じです。

現在VRゲームをプレイする際コントローラーを使用しています。ゲーム内で物を掴むにはボタン操作を行いますが、これでは深い没入感を得ることができません。

VRグローブはそのような動作を排除し、より没入感を高めるために開発された新しいVRデバイスなのです。

今回はVRグローブ型デバイス「Hi5 VR GLOVE」と「VRFree Glove System」をちょっと掘り下げて見てみましょう。

 

Hi5 VR GLOVEビジネスエディションって?

Hi5VRグローブ




Hi5 VR GLOVEは、公式サイトより999ドルで購入することができます。

ビジネスエディションでは広範な商業ライセンスによって、企業は研究やトレーニング、教育などの分野でVRグローブを使用することができます。トレーニングのコストを低減することが可能になります。

商用ライセンスでは企業がトレーニング、シミュレーションのほかに、ゲームやエンターテインメントに向けたコンテンツを独自に開発することができます。

 

Hi5 VR GLOVEの特徴

Hi5 VRグローブは、VRでの完全な手と指の動きをとらえるよう設計されています。

IMUセンサー技術を使用し、両手でVRの世界を体験することができます。正確なトラッキングデータの取得からレスポンスの速さ、正確さを実現し高い没入感を得られます。

IMUにはジャイロスコープ、加速度計、磁力計が組み込まれていて、5ms未満のレイテンシで正確な方向変化を計算します。

VRグローブは複数の人と共有するのに適した濃く菌素材で作られていて、通気性があり清掃が可能になっています。

単三電池のみで3時間以上連続稼動し、充電は不要です。

(参考)Noiyom Hi5 VR GLOVE

 

VR Freeってどんなグローブ?

VRFreeグローブ

スイスのベンチャー企業Sensoryx社がクラウドファウンディングを利用して、VRグローブを開発しました。クラウドファウンディングには珍しく、集まった資金は生産だけに使用、製品の開発は既に終了しています。

支援プランは320ドル、超早割で280ドルからとなっています。VRグローブの出荷は今年の11月以降を予定しています。

ですので、資金提供は自分のVR作成費用にのみ充てられるわけですね。

 

VR Free Systemの特徴

合計10本の指が使えるハンドコントローラーで、ゴーグルの前部にセンサーを取り付け両手にグローブを装着するスタイルになっています。

6種類のセンサーを搭載、VRゴーグルのみに依存せずVRグローブのみで手の位置と指の動作のトラッキングが可能になっています。ケーブルや外部リファレンスを必要としません。

ユーザーの手と指の動きは190度の範囲内での全ての動き、回転をミリ単位で正確にトラッキングできる仕組みになっています。

自社開発の加速度計、高いフレームレート、30ms未満のレイテンシで全ての手の動きを正確にトラッキングできます。

 

製品パッケージにはVR Freeグローブ1組、GearVR/Ocutus/HTC/Daydream用ヘッドマウント1、アダプター1、ヘッドマウント用コネクターケーブル1本、充電ケーブルが入っています。

VR Freeは現在PC、Android上で動作しており、ほとんどのHMD(GearVR、Daydream、Oculus、HTM Vive、Foveなど)と互換性があります。

マルチユーザー機能、バッテリーも超寿命となっています。

 

Sensoryx社は全世界のゲーム制作会社に、VR Free対応のゲーム開発を行うように働きかけています。また、体や足の動きをトラッキングして再現するデバイス開発にも挑戦していくようです。

(参考)Sensoryx VR Free System

 

VRグローブの未来

Oculus社が申請したVRグローブの特許は、グローブ内でワイヤー制御や人工腱を制御することで手関節の曲げを制限するもので、親指から中指までの3本、または2本のみの制御となっています。

他にも人工腱制御方式で研究している企業もありますし、今後多くの企業から様々なVRグローブが発表されることになるでしょう。

VRで指が自由に使えるようになれば、さらなる没入感の向上に繋がるほか、様々な分野での活躍が期待できますね。

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